この季節は水分補給が特に大切になってきますね。
アテネオリンピックのときにアンダー代表の監督を務め、「人間力」としても知られている、現NHKサッカー解説者の山本昌邦氏も「給水力」と連呼し、水を取ることの大切さを積極的に伝えていたりもします。
給水はとても大切ですが、この方は一度その単語にハマりだすと連呼しだすので聞いてる方はちょっとうんざりしてきたりもします(個人的感想)。
最近はアタッキングサードが大好物のようです。
解説者にも色々いて、受けを狙うタイプや、淡々と話すタイプや、自らに酔っていたり、丁寧に解説をしてくれる人もいて、テレビで見る時は解説者によっても当たり外れがあるなと思うこともあります。
とは言いつつもこれを語ってしまうと今回のテーマからはそれてしまいますのでそれはまた今度のお話に。
では今回の本題「水分補給」に入っていこうと思います。
今回は、水分補給のなかでも、このサイトらしく運動中の水分補給について書いていこうと思います。
前回の共通テーマで佐助が自転車に乗り始めたということを紹介しました。
自転車は有酸素運動で、膝をはじめとした体に対する負担が他の運動よりも少なめなため、継続して運動を行いやすいという利点があります。
しかし、そうなってくると水分補給を途中でしっかりとしなければいけませんね。
幸い、自転車にはボトルをフレームに設置できるボトルケージというものがあるので、ジョギングよりも持ち運びを気にせずに水分をすぐ取れる利点があります。
それでは、水分補給をするにあたり、気をつけるべきことを調べたので今回ここにも書いておこうと思います。
●こまめに水分を取る
これはもうだいぶ有名ですよね。
喉が渇いたと思った時にはもう遅いといわれるあれです。
特に自転車に乗っていると負荷が少ないので、意識しなければついつい忘れがちになってしまいます。
サイクルコンピュータで距離や時間は計測できるので、「何分(何キロ)毎に一口飲む」とか、「信号待ちのときに一口のむ」とかいうふうに意識をしながら水分を取るようにしています。
●体の負担にならない程度の量をとる
こまめに水分を取ると言っても、取り過ぎたら水中毒と言って体に悪影響を及ぼします。
水を処理する器官の腎臓は、16ml/min(=960ml/h)ほどの水分処理能力らしく、これを超えると人体に悪影響を及ぼすらしいです。
運動をするときに1時間1L近くも飲んでしまうと、お腹がタプタプになって運動どころじゃなさそうな気もしますが、飲み過ぎにも注意が必要ということですね。
もちろん汗などでも排出されるのでこの限りではないと思いますが。
●スポーツドリンクは浸透圧を考える
上記のように水分をとるのですが、せっかくとるのであれば、汗で逃げた塩分などのミネラル等も一緒に取りたいですよね。そこで登場するのがスポーツドリンクになります。
アクエリアスやポカリスエットなどに代表されるこのスポーツドリンクですが、運動途中での水分補給では浸透圧というものに注目をしてみましょう。
そもそも、なぜこの浸透圧を気にするのかというと、せっかくとった水分が体に吸収されるかどうかに関わってくるからです。
水分をとったのに体に吸収されなかったら、何のために飲んだのかよくわからなくなってしまいますよね。
ここで2つの単語が登場します。
・アイソトニック
・ハイポトニック
これらは簡単に言うと濃度を表しています。
アイソトニック飲料は安静時の体の水分とほぼ同じ濃度らしいです。
ハイポトニック飲料はアイソトニックよりも薄くなります。
運動する時はハイポトニック飲料のほうがいいのですが、それは濃度が薄いため、より吸収されやすいからです。
化学や生物を高校のときに授業で受けていた方ならなんとなくわかると思います。
濃度が同じようになるように薄いものは濃いほうにいって同じような状態にしようとするはたらきです。
ペットボトルで売られているアクエリアスやポカリスエットなどは、アイソトニック飲料らしく、運動時に摂取する時は水などで薄めておいたほうがいいようです。
ハイポトニック飲料の代表例といえば、アサヒスーパーH20といったあたりかとおもいます。
しかし、いちいち薄めるのも面倒なので、自転車に乗るときは、スポーツドリンクの粉末を水に溶かすタイプを使用しています。これだと濃度の調整などが割と簡単にできますね。
そのなかでも最近佐助が使っているのが、「ヴァームウォーター パウダー」です。
ヴァームといえば、少し昔に高橋尚子さんと高木ブーさんが宣伝をしていたのが印象に残っている方も多いんではないでしょうか。
味もあまり甘ったるくなく、さっぱりとした飲み物といった感じです。
これのどこを佐助が気に入っているかというと、500mlの水に、粉末スティックを一本溶かすとハイポトニック飲料になるように設定されているということです。
ボトルの大きさが500mlよりも少し大きめくらいな容量なので、計測をすることなくハイポトニック飲料を作れますし、ウエストポーチに予備の水を入れておいたり、道中のコンビニ等で500mlの水を購入すればすぐに作ることができ、機動性も抜群なところがかゆいところに手が届くといった感じです。
今回は水分補給についてここまで書いていきました。
現在使用しているヴァームには脂肪を燃やしやすい効果があったり、疲れにくい効果があるようですが、それ自体の効果については、まだ使用し始めたばかりなので、日を追って何か書ければと思っています。
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