今回スターフカ氏の企画に乗っかるということで、共産的風味を少し醸し出した内容を書いていきたいと思います。
今回ご紹介したいものは「炭鉱スコア」と呼ばれるスコアについてです。
サッカーにはインターネット上を中心に有名なスコアがいくつかあります。例えば5-0だと「夢のスコア」通称夢スコと呼ばれるものがあります。これらもそのうち全貌を紹介したいのですが、今回は共産主義がテーマということなのでそちらはまた今度とします。
炭鉱スコアとはそもそもどういうものなのかというところからはじめようとおもいます。
このスコアは7-0で試合が終わったときに言われるスコアになります。
そしてこの炭鉱スコアの由来となった試合こそが今回の企画である共産風味というところにつながっていきます。
このスコアの由来となった試合は2010年のW杯でのポルトガルvs北朝鮮の試合です。この試合がなかなかに壮絶な試合となりました。
お察しの良い方はもうなんとなくお気づきかもしれませんが、この試合で北朝鮮が、7-0という圧倒的敗北を喫しました。により炭鉱送りになるのでは?と一部の人達が心配した結果このようなスコアが名付けられました。
なぜ炭鉱送りのことについて心配をされたのかというと、そのような前例があったからです。
時は1966年、イングランドでW杯がおこなわれました。北朝鮮は準々決勝まで進み、この時の相手も2010年と同じポルトガルでした。
この試合では北朝鮮が3-0で途中まで勝っていましたが、その後スタミナ切れからか5点を入れられて大逆転をされてしまったそうです。このスタミナ切れにもまたエピソードがあって、前日にポルトガル人女性が北朝鮮の選手の前に現れ一夜を共にして体力を奪っていったとかなんとか。
大敗が原因だったのか、それとも規律を破り女性と一夜を共にしたことが原因だったのかはよくわかりませんが、大会終了後に北朝鮮に選手たちが戻ると、大半の選手が炭鉱での強制労働をされたそうです。共産主義的な国の選手が自由な資本主義の文化に当てられ開放的になった結果、準々決勝まで勝ち残ったにも関わらず強制労働という粛清を食らってしまいました。
今の時代は海外でプレーしている選手もいますし、アジア全体のレベルも以前より上がり出場枠をとることすら大変になってきています。現在ではW杯に出ることが出来るだけでも名誉なことということで粛清ということは無かったようです。
しかし今の時代になっても炭鉱送りを心配される共産国は、生きていく上で常に気を抜けないすごい国だなと感じました。
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今回は、VIPでテキストサイトの同士である、スターフカ氏主導の個人企画「びっくり!!君のサイトもまっ赤っか!」(概略:共産趣味風の文章をかこう)に乗っかってこの記事を書きました(自サイトは北の紹介みたいになってしまいましたが)。
そのうちに参加サイトのリンクが貼られるようなのでそちらも確認してみてください。
(サッカーの内容と企画のテキストということでSOCCER・DIARYの共通記事として掲載します。)
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