ブラジルW杯 準々決勝 アルゼンチンvsベルギー

皆さんご存知リオネル・メッシを擁するアルゼンチンと、育成してきた才能あふれる若手主体のベルギーの対戦になりました。ハメス・ロドリゲスやネイマールがもう登場することができないので、メッシは名の通った選手としてサッカーを知らない人でも注目を集める数少ない存在になってきました。

一方のベルギーは若手の勢いそのままにこの古豪アルゼンチンを倒して準決勝へと駒を進めたいところです。

例によってネタバレを防ぐために続きはリンクからご覧ください

それでは試合結果とポイントです。

 

 アルゼンチン  1 - 0  ベルギー

 8′イグアイン

 

●メッシが要所要所で光り輝いた前半

この試合でもメッシは技術を魅せてくれました。先制の場面では複数の相手選手を鬼ターンで翻弄してからパスを出して起点となり、ディ・マリア経由でこぼれ球をイグアインが決め見事ゴールになりました。

先制のシーン以外にも、囲まれても倒れるまで鬼キープをしたり、決定的なチャンスをスルーパスで演出するなどの輝きが見られました。

 

●孤軍奮闘や負傷退場も見られた前半

ベルギーはアルゼンチンに攻められながらも、先制の場面以外はなんとか防ぐことができていました。この守備に一番貢献していたのはコンパニーでしょう。陣形が間延びしてしまい、なかなか守りにくい中、守る場面ではどこにでも顔を出して止めていた印象がありました。

そして前半にはメッシの周りで走りまくり攻撃の重要選手であったディマリアがスルーパスにハンノした直後接触もなしに倒れこんでしまい最終的にプレー不可能となりました。実は、この接触がない状態で倒れるというのはとてもやばい状態で、肉離れ系統の負傷での交代が多いです。足を攣るのとちがって、肉離れ系統は次の試合にも影響しかねないのでもしそうだとするとアルゼンチンは大変かもしれません。

 

●突如牙をむきはじめる後半のベルギー

後半も序盤はベルギーの動きがぴりっとせずに、ゆっくりとした展開を迎えていました。しかし、後半20分頃から突然スイッチが入ったかのように一気に攻撃に勢いを向けます。長身の選手もどんどん前に上がっていき、多くのチャンスが生まれました。しかし、アルゼンチンの守備陣がうまくカットしたり、オフサイドトラップをしかけ幾度となくオフサイドで相手の攻撃を止めたりと、体を投げ出すだけでなく頭も使ったプレーで見事にベルギーを抑えこみ勝負あったといった感じでした。

 

この結果ついに準決勝に進出する4チーム中三チームが決まりました。アルゼンチンと戦う国はオランダとコスタリカのどちらになるのか。5時から始まる試合も注目したいですね。

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