ブラジルW杯 ベスト8チーム紹介

まもなく準々決勝が開始されようとしています。

ワールドカップだからガシガシ更新するぜなんて勢いづいておきながら、風邪や仕事に迫られて突如更新が長期に渡り滞ってしまい申し訳ないです。決勝トーナメント1回戦についても何も言及することなく日が過ぎ去ってしまったため、その試合を勝ち上がったチームをこのページで一気に取り上げ、その部分の補完として置き換えさせていただけたらと思います。記事に表示している時間はすべて日本時間です。

 

それでは続きのリンクより、準々決勝の対戦カードとそれぞれのチーム紹介をご覧ください。

フランス vs ドイツ 7/5 01:00 Kickoff

 

●フランス

前回大会では内紛が起き、世界の笑いものとなる中グループリーグ敗退に終わったフランスでしたが、今回は若手を中心に起用したのがよかったのか、団結力が高まり以前の強さを示してくれているような気がします。

リベリーが怪我で出場ができなくなりましたが、その代わりにポジションに入ったグリズマンをはじめとして、若手が力を示しています。若い選手は勢いにのるとなかなかとまりにくく、回復力も高いので短期決戦には向いているのではないでしょうか。こういった若い選手は1試合でも大きな成長を遂げていくのでこれから先の戦いも注目です。

 

●ドイツ

言わずと知れた優勝候補。今大会ですでに安定した力を見せつけてくれています。決勝トーナメントでのアルジェリア戦では、延長までしっかりと力を残しながら戦い、延長で見事に勝負を決めました。アルジェリアのGKが素晴らしかったのでなかなか点数は決まりませんでしたが、枠内シュートの数は120分で14本と、かなりの攻撃力を発揮していることが分かります。この試合巧者ぶりと波状攻撃のように襲い来る攻撃が今回も見れるかどうか注目です。

また、GKのノイアーの圧倒的な守備範囲の広さが最近話題になっています。今大会はGKの活躍も多く見られるのでそのような部分を注目してみても楽しいかもしれません。

 

 

ブラジル vs コロンビア 7/5 05:00 Kickoff

 

●ブラジル

開催国のブラジルは当初圧倒的な優勝候補として挙げられていました。しかし、蓋を開けてみると圧倒的な力量差を魅せつけるとまではいかず、多くの試合で拮抗している場面が見受けられました(相手のチームが強いというのもありますが)。正直なところ絶対的なホームの地の利でなんとか持ちこたえているという感じを受けてしまい、優勝は危ういのではと思ったりもしてしまいます。

もちろん、選手は超一流揃いで、特に攻撃陣のネイマールとオスカルは注目です。この二人を中心として、圧倒的な力量をそろそろ見せつけてもらいたいなと思います。

 

●コロンビア

コロンビアの絶対的エースと言われたファルカオが怪我で出場できず、これはコロンビアヤバイんじゃないかという報道が大会前にされていました。しかし、蓋を開けてみるとファルカオがおらずともなんのその。

22歳の新たな若きエースとしてハメス・ロドリゲスが絶対的な力を示しながら彗星のごとく私達の眼の前に現れました。準決勝開始前の段階で5得点と現在得点ランキング単独トップとしています。この人がボールを持った時のワクワク感はなんとも言えませんね。強豪ウルグアイも破り、破竹の勢いできているコロンビアがブラジルチームを食うことができるのか注目です。

 

 

アルゼンチン vs ベルギー 7/6 01:00 Kickoff

 

●アルゼンチン

皆さんご存知リオネル・メッシの母国です。メッシはかつて、クラブチームでしか輝きを放つことができないと言われ、以前のアルゼンチンの成績はあまりふるうことはありませんでした。しかし年月は経ち、ついにメッシの力が以前よりやっと代表にも還元されてきたのではと感じます。しかし、マラドーナが最近「アルゼンチンはメッシとディ・マリアだけ」と言及しているようにまだまだその部分には伸びしろが残っていると思います。その部分をうまく修正することができればもっと楽しく強いサッカーを見せてくれるのではないかと思います。

 

●ベルギー

ベルギーは若手の才能あふれる伸びしろが残った選手が多く登録されていて、ここしばらく育成に力をかけていたものが一気に花開いていくような感覚があります。アメリカ戦では、今までスタメンでありながらあまりターゲットマンとして機能できていなかったルカクがベンチスタートで延長から投入され、見事に相手陣内でかきまわし得点につなげ勝利に貢献しました。若手が多い分、監督も思い切った交代などをしやすいのかもしれません。監督の采配も含め、今回のアルゼンチン相手にどう闘いを挑むのか注目です。

 

 

オランダ vs コスタリカ 7/6 05:00 Kickoff

 

●オランダ

オランダの攻撃陣といえば、やはり、ロッベン、イニエスタ、ファン・ペルシーあたりが有名なのではないでしょうか。そしてこのオランダ三銃士(勝手に命名)は各試合でそれぞれ結果を出しています。その中でも安定して力を発揮しているのはロッベンではないでしょうか。W杯に出てくるハゲはとても強いというようなことを聞いたり聞かなかったりしますが、今大会最強のハゲな気がします(褒めてる)。

そういった意味ではイニエスタもですし、ファン・ペルシーは天が二物も与えてしまったのかすごい存在です。ハゲてなくても得点への嗅覚は凄まじく、ストライカーといった感じですね。

散々ネタのように言ってしまいましたが、力量的には申し分なく、ブラジル、ドイツに並び優勝候補の一つと思っているチームでもあり、その戦いぶりにはかなり注目しています。

 

●コスタリカ

ここにこのチームが来ることを予想していなかった人は多いのではないでしょうか?自分は全くのノーマークでした。グループリーグではイタリアとイングランドを蹴落とし決勝トーナメントに出てきました。

このチームで注目したい選手といえばやはりGKのケイラー・ナバスでしょう。コスタリカがこの場所に躍進してきたのはナバスを中心とした堅守にあると思います。決勝トーナメントのギリシャ戦では退場選手を出してしまい、一人少ない中追いつかれてしまいましたがPK戦で見事勝利。力のあるオランダの攻撃陣の猛攻を振り切り、チャンスを見事に決めることができたら、更に予定調和をぶっ壊すことができるかもしれません。

 

 

これから出てくる8チームについて佐助の独断と偏見で紹介をしていきました。これからの試合は平日の深夜に放送がなく、出勤時間にぎりぎりかぶることがないので、睡魔と体調不良に負けることさえなければ全試合を見ることが出来る予定です。いよいよ4年に1度の祭典も終盤を迎えようとしています。決勝トーナメント1回戦はどの試合も激闘で、点が入らない時でも見ていてとても楽しい試合ばかりでした。準々決勝から先はそれを超えるさらなる激闘と感動が見れることを期待して楽しみたいと思います。

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