ブラジルW杯 グループG第1節 ドイツvsポルトガル

さすがにリアルタイムに1:00から見るのはきつかったため今日も録画観戦です。

あだっちぃー(足立梨花)が出てるぞ、うぉぉぉぉぉ などと思いながら録画したものを見始めました。

なんであだっちぃー推しなのかはいつか記事に書きたいと思っていますがまだ先になりそうな気が…。

 

今回のドイツは優勝候補にも上げられ、ワールドカップ予選ではどこからでも攻撃できるということを武器に平均得点が3点を超すというわけのわからないことをやってくれました。

一方、ポルトガルは絶対的なエースのクリスティアーノロナウドを擁し、高速カウンターを武器にする戦術を積極的に取り入れてきました。

 

対極のようなチームですが戦いの結果はどうなったのでしょうか。

例によってネタバレを防ぐために続きはリンクからご覧ください。

いつもの様に試合結果とポイントについて書いていきます。

 

    ドイツ  4 ー 0 ポルトガル

12   ミュラー(PK)

32   フンメルス

45+1 ミュラー

78   ミュラー

 

●圧倒的な選手の質と組織力

今大会のドイツの攻めはほんとうに強いなと感じさせてくれました。

テレビの解説の方が言っていましたが、この試合のドイツのスタメンでは前でためることができるCF的選手ではなく、トップの選手も中盤のような動きを得意とする選手が多いと言っていました。

このことのメリットとしては、中盤からトップにかけての選手がポジションを流動的に変えながらプレーすることができるということです。これをすることによって相手DFのマークを振り切りやすくなります。一方でデメリットといえば、前にボールを蹴りこんだあと、それを保持してタメを作る事ができないということです。

しかし、ドイツはそのメリットの部分を最大限に使っていたように見えた。様々な場所に複数の選手が顔を出し、最終的にシュートやゴールに繋がるようなプレーを数多くしていました。

 

得点の奪い方も様々な形でした。

1点目はPKです。今回も手を使った守備からDFが反則を取られてしまっていました。

2点めはCKから192cmのセンターバックであるフンメルスがヘディングで決めます。組織力だけでなく、高さもあるというのは本当に脅威です。

3点目はミュラーが相手DFのクリアミスをカットしてからのゴールでした。

4点目は崩そうとしてシュート性のクロスをGKが弾いたのですが、そこに詰めていたミュラーが決めて4点目です。

今回は明確にDFを崩してきれいなゴールと言う形ではありませんでしたが、こぼれ球をしっかりと決めれるというのは、DFを振り切り、攻めるためのポジショニングがしっかりしているからだということだと思います。流動的にポジションを変化させることもそれの一つの要因かもしれません。

 

●ことごとく歯車が噛み合わなかったポルトガル

噛み合わなかった1つ目は大エースのクリスティアーノロナウドです。大会前に怪我をしてしまい、出場するかどうかもわかりませんでしたが、初戦からしっかりと出場しました。しかし、プレーのキレは今ひとつでこの人が復調しない限りはポルトガルはかなり厳しいのではないかと思わせられました。

 

2つ目は2人の負傷退場車を出してしまったということです。このことで交代枠の3つの内、2つを使ってしまいました。二人とも筋肉系がやられてしまったかのような動きをしていたため、今後に響かないかが心配です。

 

3つ目はぺぺが頭突をして一発レッドの退場を食らってしまったことです。ぺぺはベテランの選手で、こういった大きな舞台での経験も豊富でありポルトガルの守備の要でした。しかしこの行為で退場してしまいポルトガルは1人少なくなってしまいます。またDFの穴埋めをするために交代枠を使ってしまい、負傷退場と合わせてすべての交代枠を監督の思った通りに使うことはできませんでした。そして10人になった弊害として、前への推進力が更に弱まってしまい。ボールを奪っても攻撃に素早く映ることができず、結局1点も奪うことができずに試合が終わってしまいました。

そして、この行為が普通のプレーで起こった場合ではなく暴力行為だったため、もしかすると3試合の出場停止通達もありえます。守備の要がしばらく出れないとなるとポルトガルには更に厳しくなってくるでしょう。

 

この試合でははっきりと明と暗がわかれてしまう結果になりました。ドイツは強大な組織力・攻撃力を維持し今後もグループ内で力を見せつけることが予想されます。

一方のポルトガルはとても難しい状況になってきました。DFの要が次節出場停止が決まっている中、守備を安定させつつも攻撃に力を置くために色々と画策をしなければならないと思います。

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コメント: 2
  • #1

    ななし (水曜日, 18 6月 2014 02:29)

    クリスティアーノロナウドの活躍が見られなかったのは非常に残念ですね
    活躍してたとしてもポルトガルが押される予感はしてましたが
    完全に一方的な試合展開
    ゴールラッシュも見てて面白くはありますが何か物足りない感じがしました
    ぺぺのレッドは何であんなことしたんでしょうかね?
    彼がもうちょっと冷静にだったなら試合の内容もちょっとは違った物になったかも

  • #2

    soccer-and-others (木曜日, 19 6月 2014 05:00)

    コメントありがとうございます。
    やはり選手全員の個の力や組織力ではドイツの方に分がありそうなのでドイツ優勢は想像できていましたがここまでになるとは思いませんでした。
    ゴールラッシュも両チームが入れ合うのが見ていて面白いですね。
    ぺぺは本当にもったいないことをしたと思います。
    せっかくのW杯の舞台ですしもう少し冷静に振る舞って欲しかったですね。

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