皆さんおはようございます。
朝4時に運良く起きることができたので、グループリーグで激突するにはもったいないとも言われたオランダvsスペインの試合を生でみることが出来ました。
ネタバレになる可能性がもしかしたらあるかもしれないので、詳細についてはもう一度リンクのクリックをお願いします。
まさかまさかの大波乱。
前半こそ締まった試合でしたが、後半は見事にフルボッコ状態で終わってみればオランダの5-1での勝利でした。
得点経過は次のようになりました(数字は分)。
スペイン - オランダ
27 シャビアロンソ
44ファン ペルシー
53ロッベン
64デ フライ
72ファン ペルシー
35ロッベン
それではいつものようにポイントごとに書いていこうと思います。
●PKのみの得点となったスペイン
この試合最初のゴールはPKで決まったものでした。
この判定というのもまた難しいもので、スライディングにいってDFの足がかかってしまっているが、攻撃側のスペインの選手の足の着地点が運悪くその場所になってしまったというものでした。W杯2試合目のメキシコvsカメルーンは寝ていてみることができなかったので現時点ではわからないのですが、ペナルティエリア内での守備はかなり要注意なのではないかと言った感じです。今大会はそれが続けば全体的に点数がたくさん入るW杯になるかもしれません。
●前半に追い付くことができたオランダ
PKで点を入れられ流れが悪くなったかと思ったオランダでしたが、ファンペルシーがその空気を前半のうちに変えました。後方からのロングパスを距離がある中で素晴らしいヘディング。やはり屈指のストライカーといった感じです。このファンペルシーという選手は、マンチェスターユナイテッドでも点取り屋として活躍しており、怪我がちな選手でもあるのですがW杯にはしっかりと合わせてきたようです。
●スペインの戦意をそぐような後半
オランダは後半に怒涛の攻撃を開始します。
2点目のロッベンのゴールは、先日の日本vsザンビアの大久保を思い起こすようなロングボールのトラップからの華麗なゴールでした。
3点目はCKから。高さがあるCBのデフライがクロスを決めました。このときに、スペインGKのカシージャスが「俺にオランダ選手がチャージしただろ」と猛抗議をしてイエローカードをもらっています。これがもしかしたら4点目の悲劇につながったのかもしれません。
その悲劇とも言えるような4点目。これはなんとカシージャスのパスがカットされてそのままゴールを決められるというものでした。GKとしてはあってはならないもので、このような大きな大会での失敗となれば、情報化社会の現在、幾度となくさらされることになるでしょう。お笑いGKと言われかねない失態でした。
5点目もカシージャスは翻弄されます。ロッベンがゴール前で幾度となくフェイントを掛け、そのたびにカシージャスはのたうち回るような状態に。抵抗むなしく決められてしまいました。
●戦術と選手が見事にマッチしたオランダ
今回のオランダの選手は体が強いという印象がありました。そしてその長所をうまく活かし、得点源となる、前線のファンペルシーやロッベンにボールを早い段階でボールを送り出していきました。その結果決定的な機会も増え、より得点を狙う機会が増えた結果が今日のような結果になったのだと思います。
●すべてが噛み合わなかったスペイン
前大会ではトータルで2失点しかしなかったスペインがこのような結果になってしまいました。自慢のパスサッカーもいいところまでいくとパスカットをされることもしばしば。DFはご覧のとおり崩壊です。カシージャスはキャプテンマークをつけていましたが、今回の結果をうけてGKは次戦以降別の選手と変わるかもしれません。得失点差もかなり広がってしまったため、決勝トーナメントにいくためには残りのチリ・オーストラリアに2勝が必要になる可能性が大きくなり、プレッシャーも更に大きくなると思われます。
スポーツなら大抵のものに言えることだと思いますが、この試合のように前評判が大きく覆されるということはよくあります。だからこそ見ていて面白いのだとも思っています。日本もFIFAランクではグループで内で一番低いですがそれが覆る可能性は十分にありえます。明日の日本代表の試合にも期待しましょう。
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ななし (土曜日, 14 6月 2014 07:18)
スペイン対オランダすごかったですね。
ペルシのロングパス→ヘディング→同点ゴールはかっこよすぎました。
ああいうスーパーゴールが見れたのはもうほんと起きててよかった。
というかあそこで直接ヘディングという判断をしたのがもう凄い気がします。
これでオランダが勢い付いてましたね。
スペインが大量失点とは予想だにしませんでした。
オランダは今後の試合も楽しみ。
スペインは今後の試合が心配です。
何気に前のメキシコ対カメルーンも見てたんですが
スーパーゴールすごすぎてどんなゴールだったか思い出せないという体たらく……。
とりあえずオフサイドがやたら多かった印象があります。
どちらも堅守で綺麗にDFを崩してからのスカッとするゴールだったような。
ほんといい勝負って感じでした。
soccer-and-others (土曜日, 14 6月 2014 23:33)
コメントありがとうございます。
ファン・ペルシーはやはり点取り屋としての嗅覚が半端ないですね。私もあのゴールを見れたときは早起きしてよかったと思いました。あの距離をヘディングでループ気味に決めるというのはかっこよすぎでした。
オランダはファン・ペルシー、ロッベンがこれで流れに乗り、調子が更に上がっていくのではないかと思います。スナイデルも点を決めたいと更に気持ちが高ぶるでしょう。
スペインは闘将プジョルがいなくなってしまったというのも大きいのではないかと感じています。次回のGKが誰になるかも興味がありますね。
メキシコvsカメルーンも先ほどみました。
オフサイドがかなり多かったですが、ゴールに突き刺さったボールはどれも素晴らしいシュートでしたね。
この試合についてはまた記事を書いたのでそちらも確認して頂ければと思います。