2014年J1第7節

記事にするのがだいぶ遅れてしまいましたが、第7節についての記事です。この試合はサガン鳥栖の守備の要と言われる菊地直哉選手が怪我での欠場しなければならない試合の2戦目。前回はFC東京にやられてしまい、その試合の直後にGKの林彰洋選手が自身のブログ

守備の面が噛み合って無かった。

嫌です。

菊君が抜けてチームは穴埋めができないと言われるのが。

 だから来週絶対に勝ちましょう。

といっていました。

そのような決意をもった第7節甲府戦。結果は以下のようになりました。

 

 川 崎 1-1  柏   [等々力 12379人]

 横浜M 0-2 仙 台  [日産ス 19181人]

 C大阪 2-2 G大阪  [ヤンマー 42723人]

 鹿 島 1-2 新 潟  [カシマ 11953人]

 清 水 2-0 大 宮  [アイスタ 11497人]

 名古屋 1-2 浦 和  [豊田ス 19505人]

 神 戸 3-0 徳 島  [ノエスタ 13408人]

 鳥 栖 2-0 甲 府  [ベアスタ 8276人]

 広 島 1-0 FC東京   [Eスタ 12529人]

 

 林選手が思っていた守備の面が咬み合わないのをどうにかしたいということを、無失点という形で結果を残すことができてよかったと思います。しかし、今回の試合は林選手にとって壮絶なものでした。

前半の半ばに鳥栖ゴール前で林選手がボールに反応した際、相手選手に接触し頭をフィールドに強打。この接触については林選手がファールをとられてもおかしくなかったのですが、頭を打ったということで試合を中断して治療が行われました。しかしそのまま残りその後ゴールマウスを守っていましたが、ハーフタイムにはスタッフに連れられてロッカールームに戻ったり、試合後の挨拶に現れないなど病状が心配されていました。

その後ブログにて大丈夫だということを言われて少し安心しましたが、脳震盪を起こしたのではないかと気が気ではありませんでした。

なぜ脳震盪でそう思ったかというと、アメリカンフットボールでは脳震盪になった選手は絶対安静ということを聞いていたからです。場合によっては麻痺が残るなどの後遺症もあるとか。あの屈強なNFL選手がそれなのですから、そのことを知っていれば今回のことを恐ろしいと思うのは当然だとも思ってしまいます。

 

 そして、この試合でもスーパーゴールが生まれました。

後半キックオフ直後の豊田選手のこのゴールです。

 

 

 ゴール正面からの映像を見てみると、最後のシュートの軌道がうまくGKをすり抜けて枠に入っていったのがわかります。そして、このシュートの凄いところはこの軌道だけではありません。このシュートを打つ少し前に豊田選手は他の選手と競り合い、その直後にこのシュートを打っているのです。普通ならバランスを崩してしまうかもしれないところですが、すぐにシュートの形には入れるあたり豊田選手の身体能力の高さを感じられます。

 

次回のリーグ戦第8節は、4/19(土)14:00から(この記事更新のすぐあとですね)アウェイのユアテックスタジアム仙台でベガルタ仙台と対戦します。

このベガルタ仙台は先週監督が解任され、新体制で試合に臨み見事勝利を収めています。この勢いに飲まれないようにサガン鳥栖の選手には頑張ってもらいたいところです。

↑御意見・御感想等

 お待ちしております