Jリーグが開幕しましたが、JリーグはJ1だけではありません!
J2も激アツです(管理人の手が回らずJ2までなかなか記事にできないのは申し訳ないですが)。
そしてそのJ2で、開幕戦から面白い企画がありました。
それは、「東京ヴェルディvs松本山雅FC 開幕戦3本勝負」という企画です。
勝負内容は以下のとおりです。(ヴェルディ公式より引用)
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1.サポーターリレー対決(1ポイント)
2.観客数対決(2ポイント)
3.試合勝敗対決(3ポイント)
1〜3の対決を行い、合計ポイントで勝敗を決定します。
勝ったチームは、負けたチームの公式サイトを試合の翌日までジャックします。
またホーム側の東京ヴェルディが負けた際には、7月26日(土)に行われる、
第23節松本山雅FCvs東京ヴェルディの試合で、ヴェルディ君がボランティアとして試合運営のお手伝いを行います。
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このルールではサポーターがちょっとでも頑張れば、試合に勝利したチームが勝つことができるというポイント配分になっていますね。引き分けになった場合は観客数で勝ったほうが勝つことができます。
東京ヴェルディといえば、Jリーグが始まった頃に黄金期を築いたの名門クラブであり、開幕戦はヴェルディ東京のホームスタジアム。これは観客数対決では勝てるのでは!?と皆さんも思うでしょう。
それでは結果を次の画像とともに見て行きたいと思います。
(勝負結果はヴェルディ公式より引用)
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3月2日(日)開幕戦・松本山雅FC戦で行われた 3本勝負の結果を掲載します。
■1本目「サポーターリレー対決」(1ポイント)
松本山雅FCの勝利
■2本目「観客数対決」(2ポイント)
東京ヴェルディ 4422人
松本山雅FC 8036人
■3本目「試合の勝敗対決」(3ポイント)
東京ヴェルディ 1-3 松本山雅FC
以上の結果、東京ヴェルディが0ポイント、松本山雅FCが6ポイントで、
3本勝負は松本山雅FCが勝利しました。
この結果、東京ヴェルディ公式サイトを松本山雅FCが3月3日(月)までジャックします。
また、7月26日(土)にアルウィンで行われる、松本山雅FCvs東京ヴェルディの試合運営のボランティアに、
ヴェルディ君が参加することも合わせて決まりました。
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なんということでしょう。松本山雅FCが圧倒的大差で勝利しました。
松本山雅ってどこのチームだ?しらねーぞ!っていう方が多数いるかもしれないので軽く紹介します。
松本山雅とは、元々地域リーグからJ2まで這い上がってきた地域密着型のクラブです。
そして、地域リーグの頃から集客力がすごく、JFLの観客動員記録をつくるほどで、以前から有名でした。また、天皇杯では地域リーグ時代に浦和レッズに勝利し、地域リーグ所属クラブとして、史上初めてJ1所属クラブを破ったことを始めとし、GIANT KILLINGという言葉をまさに具現化したようなチームの印象です。
監督はU-23日本代表を率いた反町康治監督です。この監督は相手チームの嫌なところを突いてくるという敵に回したらめんどくさいなぁと思ってしまう印象を持つ監督ですね。
こういうことを知っていると、実はこのサポーター対決の結果は納得できたりもしてきます。
そしてこの勝負に負けた東京ヴェルディはホームページをこのように一日ジャックされました。
ジャックすると書いてあったのでどうなるのだろうと思っていたのですが、サイドにお互いのマスコットキャラクターがでてくるこのようなかわいらしいものでした。
ほのぼのしてていいですね。
まぁ私は他人ごとなのでほのぼのなんて言えますが、当事者であるヴェルディサポーターにとってはそんな言葉じゃ済まされないでしょう。これはなかなかプライドがずたずたになる気がしますね。
ですが、このような企画があることで、いつもよりも少しだけ注目してもらえることができたのではないかと思います。実際に私もこうやって気になって書いていますし。
ヴェルディとしてもアウェイのサポーターたちがたくさん来たことで入場料も稼ぐことができ、その面では少しばかりは潤ったのではないでしょうか。
楽しい・興味が出るような企画があれば人が集まってきて、サポーターがふえていくと思うので、今回のこの2クラブに限らず、他のクラブも積極的に楽しい催し物をしてくれれば、J全体が活性化していくのではないかなと思います。
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